庚申(こうしん)

「庚申」のいわれをご存知でしょうか?

柴又まちねっとで「歩く柴又辞典」といわれるメンバーに語ってもらいました。

さてさて、落語ばりのお噺をどうぞ!

「中国の道教が日本に渡来、その信仰では悪い事をしないようとの戒めを教えています。
人の体には三尸(さんし)の虫が棲んでいます。
庚申の夜、人が寝入るとその虫が体外に出て天に昇り、神に当人の悪行を報告します。その内容により寿命が縮まるそうです。
報告される方は大変です。そこで色々対策を考えます。

まず夜は寝なければ、必ずこの虫は体外に出られない。
夜も寝ないでドンチャン騒ぎ。そんな時安永6年の庚申の日、
柴又経栄山題経寺で板本尊が発見されました。
そこに彫られた帝釈天、きっとこの仏が天の神と皆が
信じるようになりました。
それからというもの、帝釈天詣ではじまる。
江戸から夜中歩いて明け方にお参り、お籠り部屋で過ごし、
次の日は酉の日、にわとりが鳴いたらお籠り終了。
御神水を飲んで我が家にお帰りになります。

では庚申の日お寺にいる人は、
皆悪い人なのでしょうか?

恐らく参道のお店がその対策も考えたでしょうね。 」
さてさて

いかがでしたか?

ぜひ、庚申にお出かけくださいませ。

2017年3月25日

帝釈天大鐘楼

山本亭